ただいま子育て中の看護師!内分泌科で働きたいQ&A

HOME > 子育て中の看護師の転職 > ただいま子育て中の看護師!内分泌科で働きたいQ&A

ただいま子育て中の看護師!内分泌科で働きたいQ&A

子育て中の看護師です。内分泌科への転職を考えていますが、どんな診療科でしょうか?

内分泌科では、ホルモンバランスや代謝異常の疾患、それに甲状腺や副腎、下垂体など、ホルモン分泌を行う臓器の疾患も扱います。
糖尿病や高血圧の患者さんが多く、最近ではメタボリックシンドロームも対象の疾患になっています。

大規模な病院では内分泌内科と内分泌外科に分かれているところもありますが、多くの病院では内科的診療を行っています。
急変対応も少なめで、他の診療科に比べれば、それほど忙しい科ではありません。

外来で受診する患者さんが多いことも内分泌科の特徴です。

看護師の仕事内容はどんなものになりますか?

内科的診療が中心となりますので、基本的には医師の診療補助、それに採血や点滴などを行います。

必要であれば服薬指導や食事、運動などの生活指導も行い、病棟では生活介助、服薬管理も行います。

糖尿病の患者さんでは合併症も多いため、他科との連携も必要です。

今まで転職の経験がありません。専門の科では覚えることが多くて大変ではないかと心配です。

幅広い疾患を見ることになり、特に大学病院では新しい治療法がどんどん入ってきますから、その知識や対応を覚えるのは、少し大変かもしれません。

しかし、クリニックなどではそれほど難しい施術は行いませんし、他科に比べて残業も少なめです。
内科的な看護業務が中心になりますから、ルーチン業務が苦痛に感じる人には向かないかもしれませんが、長時間の拘束やイレギュラーの業務がないという点では、ママさん看護師にぴったりの職場です。

クリニックも考えていますが、求人が少ないのではないでしょうか。

内分泌専門のクリニックは、確かに数が少なめです。
クリニックに限らず、外来を募集している病院を探してみるのも一つの方法です。

療養病院の内分泌科も選択肢に入れることができれば、求人の幅が広がります。
託児所を置いている病院もありますから、あまり限定せずに探してみることをお勧めします。

内分泌科ではどんなスキルが身につきますか?

糖尿病や高血圧の生活指導や、インスリン注入療法、自己注射指導などのスキルが身につきます。
食事指導は重要ですので、栄養学の知識も深められるでしょう。

病院によっては臨床心理士との連携や、婦人科、循環器科との連携もあるため、他科の診療に関する知識も学びやすい職場です。

また、内分泌科では甲状腺エコーや画像診断、骨密度測定、ホルモン検査といった専門の検査を行います。
大きな病院ではACTH負荷副腎静脈サンプリングといった新しい診断を行っているところもあり、そのような病院であれば先進的な知識や技術も習得できます。

内分泌科で、持っていたほうがいい資格はありますか?

内分泌科では、やはり糖尿病関連の資格を持っていると有利です。

糖尿病に関連する資格は、次のものがあります。
・糖尿病看護認定看護師
・糖尿病療養指導士

また、糖尿病に限らない慢性疾患に関わる看護師資格もあります。
・慢性疾患看護専門看護師

お給料も気になります。下がることはないでしょうか?

外科や救急などの、給与が高めの診療科から移る場合には多少下がることになりますが、内分泌科の給与はほぼ平均並みです。

経験やその病院の規定にもよりますが、月収でだいたい25万〜30万円程度と考えておくといいでしょう。

看護師としてのやりがいは感じられますか?

ルーチンワークが多い反面、服薬や生活指導で患者さんと接する機会が多く、そのふれあいにやりがいを感じる看護師もたくさんいます。

内分泌系の疾患は、劇的に回復して治るというものではありません。
生涯にわたって治療を続ける方もいらっしゃいますから、同じ一人の患者さんと長いおつきあいをすることになります。
たとえ気難しい患者さんでも、コミュニケーションを重ねて人間的なかかわり合いを持てるようになるのが、内分泌科の魅力の一つです。

転職サイトの口コミ集

夜勤のなぞ

スキルアップするには

看護師を辞めたい人の悩み体験談

子育て中の看護師の転職

新人看護師の転職

運営者

看護師向けの転職サイト口コミをまとめているヨウコです。

ページの上部へ