社会人から看護師になった人の悩み、解決策！！
プリセプターさんが自分より年下で仕事がやりにくいです。
そうですね。社会人から看護師になった人は、自分より年齢の若いプリセプターさんに教えてもらうことは珍しくありません。年下のプリセプターさんとうまく付き合うには、年齢のことを考えずに、先輩・後輩という立場で関わり、後輩として何でも教えてもらうという謙虚な姿勢で働くことがいい関係を築いていけるでしょう。しかし、社会人を経験しているあなたの方がコミュニケーション能力が高いと思うので上手に付き合っていけるのではないでしょうか。
社会人看護師だから指導がなく辛い思いをしています。
病院側は、社会人経験があるからという理由で、新人看護師として見てくれない病院もあります。社会人を経験してきたからといって、看護師の仕事がすぐにできるわけありません。社会人看護師も新人看護師としてしっかり教育してくれる病院はたくさんあります。社会人看護師でも年齢に関係なく何でもわからないことは分からないと教えてもらおうという姿勢が大切です。どうしても昔の職場と比べてしまいます。
「昔の職場は良かったなぁ」と思う人も少なくないと思います。しかし、看護の現場だけではなく転職したら一度は前の職場と比べてしまうものです。なぜ、社会人を一度辞め、看護学校に通い厳しい実習を乗り越えてきたかもう一度思い出してください。社会人を経験した看護師は将来に対して考えが明確にあったはずです。看護師としてのプレッシャーに耐えられないです。
看護師は命を預かる責任のある仕事です。社会人から看護師になってプレッシャーを感じるのは当たり前のことです。プレッシャーを感じてしまうのは不安があるからです。だからこそ自信が持てるように反復練習や、実践として経験を積んでいけば自然にな慣れプレッシャーを乗り越えていけます。女性ばかりの職場で人間関係が大変です。
統計によると、看護師の９５％が女性で男性看護師は５％程度です。データからも分かるように、女性が多い職場なので人間関係の悩みはつきものです。看護師に限らずどの職場も人間関係の悩みはありますが、人間関係をうまくやっていくには、つかず離れず適当な距離を取ることです。職場で派閥やグループがある場合、お互いが陰口を言っている時どちらにもつかずに話を軽く聞き流す程度にしておけば人間関係のドロドロに巻き込まれないでしょう。そして何を言われてもあまり気にしない「鈍感力」を身に付けて下さい。雰囲気が悪いのは苦痛に思いますが、何も考えず関わらない姿勢も大切です。一般企業で働いてきたのでデスクワークから肉体労働に変わって辛いです。
看護師の仕事は一日中、ほとんど立ち仕事で、動き回るいわゆる肉体労働になります。机に向かって仕事をするときは、書類作成や申し送りを書いたりする程度です。看護師の仕事そのものがハードです。もしも体力的に辛いならば、医院やクリニックなどの夜勤がないところに転職する方法もあります。しかし、病棟勤務より夜勤がない分多少、体力的には軽くなりますが、患者さんに対する仕事の大変さは変わりません。看護師の世界は封建制度で異質な感じが耐えれません。働きやすい職場はどんなところですか？
確かに看護師は年功序列ではなく、実力と経験が全てです。社会人を経験してきていならコミュニケーション能力があるので老健や介護施設で働くのも一つの手段です。介護の現場は、認知症の患者や手足が不自由な患者等、思うように看護ができないので、看護の技術、コミュニケーション力が必要なので社会人からの看護師はとても重宝されます。
むしろ、社会の経験を看護に応用してもらえると期待しますので社会人看護師を雇う病院からしてみれば非常に心強いです。
社会人を経験し看護師になった人は、若い世代で、かつ看護の現場しか経験のない人と一緒に働くことが時に厳しいと感じることがあると思います。しかし、新しい発見や良い刺激にもなります。さらに、社会人から看護師になった人は強い意志と底力が違います。看護の現場は厳しいですが社会を経験しているあなたはきっと乗り越えれるはずです。
